両親の衣装、何か変?
今回は結婚式における両親の衣装のチグハグをご紹介
『父親はモーニングなのに母親は留袖』
コレって良く考えると何か変!
まずは
『モーニング&留袖』が
分からない方の為に
モーニング
↓
昼の正式礼装のこと。
背中の部分がV字に長くなったデザインで、
色は黒かグレーが基本。
主に新郎新婦の両親が装う礼装だが、
新郎がモーニングコートの場合は、
ネクタイの縞などを地味にして、新郎を引き立てるようにする。
また、式が夕方以降なら、夜の正式礼装であるタキシードを着用する。
留袖
↓
黒留袖は既婚女性の第一正装として用いられ、
結婚式に新郎新婦の母親や仲人夫人、
親族の既婚女性が着る正装のきものです。
未婚女性の第一礼装である振袖の長い袂を切り、
脇も詰める。
つまり「袖を留めた」きものという意味から
「留袖」と呼ばれているのです。
婚家に留まるという意味で「留袖」と呼ぶともいわれています。
つまり、父親は洋装なのに、母親は和装なのです。
本来なら、「モーニング&ドレス」又は「袴&留袖』が正しい
では何故このような組み合わせになってしまったのでしょうか?
これは色々な説があるのですが、その中でも信憑性が高い理由を紹介します。
もともとは「袴&留袖」の組み合わせがほとんどだったと思います。
しかし、ここ20前くらいからキリスト教式が多く行われるようになりました。
キリスト教式を希望する新婦は教会を一緒にあるいてもらう為、
父親に袴ではなくモーニングを着てもらうように頼みました。
多分ですけど、この説が有力だと思います。
いまでもキリスト教式は圧倒的に人気なので
こういうチグハグな事が起きているんですね。
いっその事、母親のドレスレンタルも一緒にすればいいと思いますよね?
でも実際の所、結婚式場では母親のドレスレンタルを行っている式場は
まだあまり無いんです。
もし母親にドレスを着てもらうのであれば
両方の母親の衣装を合わせましょう。
両方の母親の衣装が揃っていないのもちょっとおかしいので。
披露宴の結びに謝辞を行う時、
新郎新婦とご両親、総勢6名が横に並びます。
その時に衣装がビシっと揃っているとカッコいいですよ!